マインドフルネスが拓く私たちの新習慣「やってみる部」

マインドフルネスで、自己効力感も増す、と学んだけれどホント実感!しているマインドフルネストレーナー養成講座アドバンスコース3期修了生の福原です。

今日は、まなびやアカデミー(まなアカ)同期と始めたマインドフルネスに関する「部活」の話を少々お伝えしようと思います。

その名も「やってみる部」。ちなみに、Yattemiru-Beと読みます。

アドバンス修了後、3ヶ月ほどたったある日のまなアカマインドフルネスシャワー講座の後に、たまたまその時再会した同期で勢いで結成しました!

マインドフルネスの基本を学んだ経験を仕事や自分の日々の活動や習慣にどう活かして行こうかなあと、思っていた時でした。

ひさしぶりのオンライン再会に話も弾み、、マインドフルネスの話題にもなって、会社の研修に取り入れてみたい、プロジェクトワークにも取り入れることができないか、ワークショップを開催して伝えたい、など同期メンバーで近況を報告し合っていた時…

「でもさあ、なんか、まだマインドフルネス聞いたことあるけど、あまり興味ないって人多いよね」

「マインドフルネスっていうと、あ〜瞑想して無になるやつでしょ、とか」

「瞑想だけじゃないのにね〜」

「まだまだ、特定の人の関心領域なのかなあ…」

「自分とは関係ないって思ってる人の方が多いよね」

「研修でやってみたいけど、うちの会社ではまだハードル高そう…」

「・・・・」

「じゃあさあ、とりあえず、マインドフルネスに関することを、まずはこのメンバーでやってみない??」

「もっといろんなマインドフルネスの表現があるってことを、自分たちでまず試してみよう!」

かくして、マインドフルネスの「部活」が始まったのでした。

思いつたら「やってみるべ!」というのが活動方針。”みる前に翔べ!”ーイノベーティブに言えば、マインドフルネスプロトタイピングですかねw

活動は、隔週夜30分、持ち回りでプチ企画「やってみる」がスタート!

メンバーは携わる仕事もまちまち。仕事が終わった平日の夜9時半に、ZOOMを繋いでの活動です。

毎回の活動は試行錯誤の連続。

オリジナルのマインドフルネスワークショップの新コンテンツの試運転をしてみる、という時もあれば、ゆったりとした音楽のもと、みんなでロウソクの炎を見つめてみたり、暗室で暖かい飲み物をみんなでマインドフルにいただいてみたり。

またある時は、写真を直感的に選びながらの自分の内面を観察してみるという手法を試してみたり、参加予定のセミナーのプレゼンにマインドフルネス要素を入れ込んでみようと、練習してみたり。

はたまた、海外で使われているマインドフルネス関連のワークショップキットを発見してみんなでシェアしてみたり、健康経営をテーマにした回なども。

マインドフルネス関係と言っても実に幅広く、バリエーションにとんだ切り口があるなあ、と改めて実感しています。

そして、結成から3ヶ月。自分にもちょっとした変化が。

新しいことを始めようにも、あーだこーだ、やる意味とか、きちんと考えないと人前では、、、と、頭でっかちに考えて結局やらないことも、ままあったのですが、マインドフルネスを実践して、さらに「やってみる部」をはじめてから、さらにフットワークが軽くなった気がします。

まずやってみる!やってみると意外にできる!そして新しい発見がまた次のやってみよう!につながる。そんなサイクルが回り始めているんでしょうかね。

そして、一緒にトライするメンバーからの刺激や気づき。これまた、アクションの原動力にもなっています。つながりのチカラ。

これって、まさにマインドフルネスの効果では!?

well-being研究の前野隆司先生(慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科)によれば、幸せの四因子は
①「やってみよう」②「なんとかなる」③「ありのままに」④「ありがとう」であると。

まさに、「やってみる部」の活動は、①②の実践なのかもしれません。

そして、フラットに語れる仲間とのつながりがありがたいなあと思うと、③も④も!

幸せってなんだろうって考えると難しいけれど、この活動そのものが幸せの一つかもしれないと思う今日この頃です。

部活に触発されて、自分自身のマインドフルネス活動も広がりました。

ワイン会でマインドフルなテイスティングをトライしたら、それが好評で、昨年末には、オーストラリア大使館のイベントにお声がけいただき「TOKYOワインドフルネス」と題してワークショップを行いました。オンライン中継を結び、オーストラリアを、ワインを通じて五感で感じる新たな企画に発展しました。

自身の職場でも、最近在宅が増えて、社員のコミニュケーションが課題と言われているので、マインドフルネスやってみる?と社内で声をかけてマインドフルネスワークショップ入門を企画。すると10名ほどが集まり、予想以上の参加にちょっとびっくりでした。

今までは、マインドフルネスは一部の人の関心事かな、と思っていましたが、部活がきっかけで、アクションしてみると、関心は高まってきているのかも、と実感しています。

可能性を広げてくれたやってみる部、仲間たち、そしてその出会いのきっかけとなったまなアカに感謝です!

さて、次回は何をやってみるべ?!かなww


福原哲哉
まなびやアカデミーマインドフルネストレーナー養成講座アドバンスコース3期修了。
TVディレクターを経て、先進技術を活用したコンテンツ開発、プロジェククションマッピング、パブリックビューイングをはじめとした大型・体感映像イベントの企画・プロデュースに従事。映像・音響の領域から人間のカラダ(感覚)とココロ(気持ち)のつながりに関心を持ちはじめる。マインドフルネスと創造性の関係をテーマに活動中。

◆マインドフルネストレーナー養成講座第9期

【1日目:マインドフルネスセミナー】
 2021年3月7日(日) 10-18時 オンライン
【2日目:ファシリテーション講座】
 2021年7月4日(日) 10-18時 オンライン
【3日目:ファシリテーション実践講座】
 2021年9月5日(日) 13-18時 オンライン

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