こんにちは。まなアカたにぃです。
本日は、今年で6回目を迎えましたまなアカの看板プログラムである
【森と古民家のリトリート】10月26－27日のレポートをお送りします。
個人的に、このようなリトリートは現代人にとって、非常に重要な機会だと思っています。
その背景や感想をお伝えさせて頂きますね。毎年、訪れている場所は山梨県の道志村の「養老の森」です。
この場所は、あの解剖学者の養老孟司先生が監修している森です。
今回拠点になった場所は、築130年を超える古民家である「白想亭」。
この古民家でみんなで食事を作り、囲炉裏の火を囲み、対話をし、宿泊をします。
そして、ここから車で数分、山を登って養老の森に入っていきます。
標高で言えば500－700ｍ程でこの時期は朝晩はかなりの冷え込みがあり、都心とは5度ぐらい気温が違うような印象です。
昨年は夏に開催されましたが、真夏でも涼しく避暑になるような場所です。
この森に入り、全員で森の全体像を把握していきます。
沢もあれば、けやきに囲まれた平たいスペー があったり、場所によって、その表情が変わります。
そのような森の中で、1人時間を創っていきます。一旦、スマホは横に置いて、各々が自分の好みのスペースを探し、そこで森にどっぷりと浸かっていきます。
個人の時間では、地面に寝転んで熟睡している人がいれば、あぐらをかいて森と一体化する人もいます。
そして、日が昇っている景色から、日が沈んでいく中で森の表情は大きく変わっていきます。
その景色の変化を感じながら、深呼吸を繰り返し、森の香り、肌にあたる風、足裏の凸凹、と五感の全てがフル稼働していることが分かります。
そして、参加者同士で顔を合わせて、とりとめのない話（感覚を大事にしているため、左脳的な話ではなくダラダラと整理されていない話）を共有していきます。
1人ぽっちになり、森を感じて心が穏やかになる時間と、みんなで顔を合わせて、その安心感を持って共感する時間とが融合された本当に贅沢な時間だと思います。
そして、その後は、近くの日帰り温泉に行き、サウナと天然の冷水によりトトノウトトノウ。
さらには、古民家に戻り、みんなで手巻き寿司を食べながら笑いの時間。
そして、食後は囲炉裏を囲んで、ホットワインを嗜みながらの自分時間と対話。
つい心を許してしまう仲間だからこその自己開示が溢れ、初めて会ったとは思えないかけがえの無い時間が生まれていました。
翌日も、みんなで朝食を作り、朝の森に入ります。
1日目とは違う雰囲気の森の中で、再び、自分時間を過ごし、とりとめのない話をし、心と身体を弛緩させていきます。最後は、みなさんスッキリとした表情でそれぞれの日常に帰っていきました。
僕らの日常はストレスで溢れています。
自分自身では心身ともに健康で健全だと思っていても、目に見えず、気付かないうちに抱えているものがあるように思います。
このような背景があるがゆえ、みなさんにはこのような時間、つまり、デジタルデトックスを行い、
自然に身を置き、その自然を感じることが必要なのではないか、ということです。
では、次号、私がこのような場が必要であると思う具体的な話をしていこうと思います。
また、次号でお会いしましょう。
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