小冊子「新時代のライフスキル マインドフルネスキャリア」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの企業がリモートワークを導入し、その後も継続を決めた企業は少なくありません。Web会議やハンコの廃止など、これまでにその必要性は理解されつつも一向に前に進まなかった“新しい働き方”の導入が、加速度的に進められています。

もはや、以前のような「会社に行く事が仕事である」との古い慣習の上に形成されてきた価値観は、ガラガラと崩れてきています。

この先、どのような世の中になっていくのか、想像もつかない状況ですが、一つ、間違いなく言えること、

それは、「これまでと全く同じ生活に戻ることは無い」ということです。

そして、この渦中に水面下で起こっているのが、「人材の生き残り競争」です。

新型コロナの流行による景気減退、ダイナミックな社会構造の変化に加え、AIの進化などにより、どんどん「不要な人材」は増え、組織から離れざるを得なくなっていくでしょう。

組織に頼れないこれからの時代、我々ビジネスパーソンには、自らの意思で生き方、働き方を選択し、望む方向へ自らを導いていく力、セルフマネジメント力が求められます。

本書は、これからの時代を自らの意思で選択し、生き抜くために身につけるべきライフスキル、「マインドフルネスキャリア」の指南書です。

マインドフルに働き、マインドフルに生きる「マインドフルネスキャリア」は、組織に頼れない、頼らないこれからの時代を生き抜くための大きな武器となります。

本書では、マインドフルネスによりどん底から復活した私が、ライフスキルとしてマインドフルネスをどう生かすのかを、

  • Step1幸せな生き方、働き方について知る
  • Step2「無自覚、無意識」に気づく
  • Step3マインドフルに時間を使う

という3ステップで順を追ってお伝えしています。

今、世界中の誰もが“想定外”のできごとを経験しています。
ですが、誰もがこの“想定外”を未来の自分に繋げることができるものと思います。

本書はあくまでも凡人の私による指南書です。

凡人だからこそ、新しい時代を生きる上で必要とされることを、地に足のついた言葉で、具体的にお伝えすることができるのではないかと考えています。

  • 新しい時代をどのように働くのか、生きるのかを考えてみたい方
  • 自分でも新しい働き方、生き方ができるのか不安に思っている方

そして、

  • 自社の社員にこれからの働き方、生き方のヒントを渡したいと考えている経営者や人事担当者の方

こうしたみなさまに、ぜひ読んでいただき、共に学び合いながら前へ進む仲間となっていただけたら幸いです。

谷口 秀人

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目次

はじめに

Step1 幸せな生き方、働き方について知る
1-1これからの時代の人生設計
1-2「自己決定」することの重要性
1-3「無自覚、無意識」から脱却せよ

Step2「無自覚、無意識」に気づく
2-1マインドフルネスとは
2-2「気づく力」を高める

Step3マインドフルに時間を使う
3-1マインドフルネスを仕事や人生に生かす
3-2マインドフルな時間の使い方
3-3日常にマインドフルネス・トレーニングを取り入れる
3-4新時代を生き抜くためのマインドフルネスキャリア
おわりに

著者紹介

著者:谷口秀人(たにぐち ひでと)

大学卒業後、厳しいノルマが課される住宅設備メーカーに入社。新人時は全く成果が出せなかったが、徹底的にビジネスの基礎を叩き込まれ、2年目以降実績を上げ、最終的には営業パーソンランキングの常連となり、全国トップクラスの実績を上げる。

その後、転職した広告会社、人材育成コンサルティング会社の2社での役員を経て、2015年に人材育成企業の(株)RiceBallを設立。

その後、真面目に不真面目なビジネススクールの【The Life School】を発足。
2017年には、(社)まなびやアカデミーを設立。マインドフルネスを中心に、誰でも学び・教えあうプラットフォームとして、これまでにのべ300人以上が参加するトレーナー養成講座やアドバンスコースなどを開講中。

現在、年間120本の企業研修では、主にリーダーシップ、マネジメント、マインドフルネスをテーマに、自身の失敗体験から、組織に属しながらも、組織にぶら下がらない「個で立つ=価値提供し続ける」ビジネスパーソンの育成を軸に活動中。
これまでに、研修、ワークショップのファシリテーター、プロデュースの立場で出会った受講者数はのべ35,000人を超える。

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