こんにちは。私、まなびやアカデミーの谷口と申します。
さて、この3月の後半に入って日本、そして、世界とより緊張感が増しており、
不安で過ごされている方も多いと思います。
この状況においては、我々の心の中の声としては、
◆この先、どうなるのかな・・・
◆いつまで自粛ムードが続くのかな・・・
◆仕事はどうなるのだろう・・・
◆水やティッシュを蓄えておけばよかったな・・・
などなどがあると思います。
これらの声は、つまり、過去の後悔と未来への不安に心が引っ張られている状態です。
さて、それは、みなさんにとって、どんな意味があるのでしょうか?
もちろん、置かれた状況を打破するためには、後悔、不安をきっかけに、思考・行動に
繋げることは必要です。
ただ、過剰に後悔、不安を持つと、結果、思考・行動に繋がらず、ただ、悶々としている
状態が続き、ストレスが溜まっていくものではないでしょうか。
では、このようなストレスな状況を打開するためには何が必要でしょうか?
それが、マインドフルネスです。
過去でも、未来でもなく、「今、ここに心をおくこと」です。
今に心をおくことで、結果として、過去や未来の悲観的なことに意識がとぶことを止める事になります。
結果、【心の静寂】に繋がっていきます。
このような厳しい環境、激しい変化の時代こそ、自身で自身の【心の静寂】を
掴む力が必要なのではないでしょうか。
加えて、今、起こっているこの現実を未来に繋げていきたいですね。
誰もがその時に感じた不安や後悔を時間と共に忘れていきます。
個人的なうらみ、つらみはいつまでも憶えているにも関わらず、特に天災や自然災害については
忘れてしまうように思うんです。
東日本大震災時に多くの方が考えたのではないでしょうか。
◆防災グッズを準備し、水やトイレとペーパーをある程度、保管しておくこと。
◆家族や職場内で発生時にどのような行動をとるのかを決めておくこと。
など。
実際はどうでしょうか?
「のど元過ぎれば・・・・」のように、その時の痛み・悲しみを
時の経過と共に忘れていってはしないでしょうか。
そして、今回、免疫力を高めることが必要、との声が溢れています。
そのために今、この瞬間から生活習慣を見直し、無意識・無自覚で過ごす日々を
本当に必要なことを自身で選び、行動していくことが必要だと考えます。
最後に、改めて。
僕らは、「今に心をおくこと」で、ゆっくり深い呼吸に繋がり、肩の力が抜けて、
自分らしく、自然体で過ごせるのではないでしょうか。